車道にコンクリート土台を放置、出頭してきた17歳少年を殺人未遂で逮捕

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17日午後11時35分ごろ、大阪府交野市内の市道を走行していた乗用車が、道路中央に放置されていたコンクリートの入った土台に衝突する事故が起きた。この事故で2人が負傷。警察は後に出頭してきた17歳の少年を逮捕している。

大阪府警・交野署によると、現場は交野市私部西1丁目付近で片側1車線の直線区間。事故当時は雨で視界が悪かったとみられる。走行していた乗用車は車道中央付近に放置されていたコンクリートの入った土台に衝突。急ハンドルを切った弾みで路外に逸脱し、電柱に衝突した。

この事故で乗用車を運転していた枚方市内に在住する19歳の男性と、助手席に同乗していた19歳の女性が胸部打撲の軽傷。警察では殺人未遂事件として捜査を開始したが、19日午後に警察へ出頭してきた17歳の少年が事件への関与を認めたことから、警察はこの少年を殺人未遂容疑で逮捕している。

車道に放置されていた土台は18リットル入りの円柱形をした缶にコンクリートを流し込んだもので、重さは約53kgだった。聴取に対して少年は「近くの店にあったものを倒した。それが道路まで転がったかどうかは知らない」などと供述しているようだ。警察では他にも関与した人物がいないかどうか少年を追及するとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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