VW グループ、投資を1割削減へ…2016年計画

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲングループのマティアス・ミューラー新CEO
フォルクスワーゲングループのマティアス・ミューラー新CEO 全 3 枚 拡大写真

排ガス試験を巡る不正により、創業以来、最大の危機に直面しているフォルクスワーゲングループ。同社が、直近の投資の削減計画を公表した。

【画像全3枚】

これは11月20日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。同社は、「2016年の自動車部門への投資額を、当初計画のおよそ130億ユーロ(約1兆7000億円)から、およそ120億ユーロ(約1兆5700億円)へと、1割削減する」と発表している。

10月13日、フォルクスワーゲングループは、「主力のフォルクスワーゲンブランドについて、当初の計画に対して、毎年10億ユーロ(約1365億円)の投資を削減する」と発表していた。

11月20日の発表は、これに続く形。フォルクスワーゲングループの監査役会は例年、向こう5年間の投資計画を承認してきた。しかし、今回承認されたのは、2016年の1年のみ。これは排ガス問題を受けて、厳しい財務状況に備えるのが目的。

フォルクスワーゲングループのマティアス・ミューラーCEOは、「投資と支出に厳密に優先順位をつけていく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. V3エンジンを電子加給! ホンダ『V3R 900 E-コンプレッサー』をEICMAで初公開、量産に向け開発中
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る