三菱の米国新車販売、19.8%増… アウトランダー が2.1倍  10月

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三菱 アウトランダー の2016年モデル
三菱 アウトランダー の2016年モデル 全 3 枚 拡大写真
三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは11月3日、10月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、7426台。前年同月比は19.8%増で、20か月連続で前年実績を上回った。

7426台の内訳は、乗用車が前年同月比16.8%減の2292台と、10か月ぶりに減少。SUVなどのライトトラック系は、前年同月比49.1%増の5134台と、16か月連続の前年実績超え。

SUVでは、2010年10月に米国市場で発売した『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が好調。10月としては、過去最高の3094台を売り上げた。前年同月比は25.4%増と、7か月連続で増加。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応してきたが、三菱は米国生産からの撤退を決めている。

また、『アウトランダー』は10月、改良新型モデルが2040台を販売。前年同月の2.1倍と、8か月連続の前年超え。2013年9月に米国市場に投入した新型『ミラージュ』は、前年同月比12.9%減の1197台と、2か月ぶりに減少した。

2014年の三菱自動車の米国新車販売台数は、前年比24.8%増の7万7643台。2015年1-10月実績は、前年同期比25%増の8万0683台だった。三菱モータースノースアメリカのドン・スウェアリジェン上級副社長は、「RVRが引き続き、ベストセラー車。アウトランダーと合わせて、全販売の69%以上を占めた」と述べている。

《森脇稔》

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