【ロサンゼルスモーターショー15】メルセデス SL、「63 AMG」も進化…585馬力のV8ツインターボ継続
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『SLクラス』は、メルセデスベンツの伝統のロードスター。現行SLクラスは6世代目で、2011年12月に発表。デビューから約4年を経て、初の大幅改良モデルが、ロサンゼルスモーターショー15でワールドプレミアを飾った。
同時に、AMG版も進化。従来の『SL 63 AMG』は大幅改良を機に、車名を最新AMG車のネーミング手法に従って、メルセデスAMG SL 63に変更している。
外観はSLクラスに準じた変更を実施。フロントはグリルやヘッドライト、バンパー、ボンネットが新デザインに。テールランプやリアバンパー、アルミホイールやドアミラーも新しい。
フロントグリルは、通常のSLクラスのダイヤモンドパターンではなく、シルバークローム仕上げ。AMGモデルのキャラクターを鮮明にした。
パワートレインに変更はない。5.5リットルV型8気筒ツインターボは、最大出力585hp/5500rpm、最大トルクが91.8kgm/2250-3750rpmを引き出す。トランスミッションは、「AMGスピードシフトMCT 7」。0‐100km/h加速4.1秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を備えている。
《森脇稔》