【新価値創造展15】一人乗り用電気ミニカー「佐吉」、手軽さで高齢者に好評

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モービルジャパンの一人乗り用電気ミニカー『佐吉』
モービルジャパンの一人乗り用電気ミニカー『佐吉』 全 3 枚 拡大写真

電気自動車の製造販売を手がけるモービルジャパン(本社・宮城県仙台市)は「新価値創造展2015」に今年9月に発売した一人乗り用電気ミニカー『佐吉』を出展。現在、地方の高齢者に好評だという。

【画像全3枚】

その特徴はなんと言っても手軽で価格が安いこと。ヘルメットが不要で、27万7000円と大手メーカー製に比べて半額以下なのだ。一般家庭のコンセントから充電でき、8時間の充電で30~40kmの走行が可能。最高速度は45km/hだ。バッテリーは鉛電池を使用している。車両後部にはトランクがあり、荷物も詰めるようになっている。

「お年寄りのために年寄りが開発した乗り物です。スーパーなどでもバイク置き場を利用できるので、近くへ買い物に行くのに非常に便利な乗り物だと思います。しかも、バイクの免許は必要なく、普通免許があれば運転することができるんです。95歳の人が買いに来ました」と開発した下永正明会長は説明する。

しかし、ここまで来るのは大変だったそうだ。というのも、下永会長は東松島市でコンクリートの破砕機の製造会社を営みながら、電気ミニカーの開発を行ってきたが、東日本大震災で津波の被害を受けて廃業。2014年になんとか今の会社を立ち上げて再出発を果たした。

「高齢化が進む中、ミニカーは気軽な乗り物としてもっと注目を浴びてもいいと思う」と下永会長。同社は「佐吉」のほかに、屋根付きの電気トライク『伊達な奴』も展示した。こちらは3人乗りで価格は46万円からだ。

《山田清志》

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