日本航空(JAL)が発表した10月の輸送実績によると、国際線の旅客人数は前年同月比4.9%増の68万4283人と2カ月連続で前年を上回った。
中国線が同7.2%減の9万3414人、韓国線が同19.1%減の5万1073人と前年割れとなったものの、東南アジア線が同12.8%増の27万1261人、太平洋線が同9.4%増の18万1846人、欧州線が同5.6%増の5万9432人など、中国・韓国を除いて好調だった。
利用率は81.1%となり、5カ月連続で8割台となった。
また、国内線の旅客人数は同5.5%増の295万4715人と、2カ月連続で前年を上回った。羽田=福岡や羽田=伊丹、羽田=那覇などの幹線が順調だった。利用率は74.0%だった。
貨物郵便輸送実績では、国際線貨物が同2.7%減の2万5502トン、郵便が同5.6%減の2969トンだった。国内線貨物は同0.7%減の3万4564トン、郵便が同5.1%増の2813トンだった。