バスから降車時に転倒した高齢男性がはねられ死亡

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25日午前11時ごろ、京都府京都市西京区内にあるバスターミナルで、路線バスから降車した87歳の男性が転倒。直後に発進した同じバスにはねられる事故が起きた。男性は死亡。警察はバスを運転していた37歳の男を現行犯逮捕している。

京都府警・西京署によると、現場は京都市西京区大原野東境谷町2丁目付近にあるバスターミナルの場内走路。87歳の男性は大型路線バスから降車した直後に転倒。路上に投げ出されたところ、これに気づかず発進した同じバスにはねられた。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。警察はバスを運転していた長岡京市内に在住する37歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

バスは京都市交通局の路線で、同局から委託を受けた近鉄バスが運行。現場のターミナルが終点で、回送便として車庫に戻る途中だった。聴取に対して運転者の男は「事故を起こしたことは間違いない」などと供述しているようだ。警察では死亡した男性が転倒したことを確認しておらず、漫然と発進したことが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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