日産自動車と高級車ブランドのインフィニティが、米国市場において、5車種のリコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「日産の米国法人、北米日産から、5車種に関するリコールの届け出を受けた」と発表している。
今回のリコールは、エアバッグの不具合が原因。NHTSAによると、助手席の着座センサーに不具合があり、助手席に大人が座っていても、空席と誤って検知。事故の際、エアバッグが作動しない可能性があるという。
リコールの対象となるのは、2013-2015年モデルの『アルティマ』と『パスファインダー』、2013-2014年モデルの『セントラ』、2014-2015年モデルのインフィニティ『QX60』、2013年モデルのインフィニティ『JX35』。米国で販売された919台がリコールに該当する。
北米日産は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、着座センサーのソフトウェア改修するリコール作業を行う予定。