BMW i3 、ドイツでベストセラーEVに…世界でも3位

エコカー EV
BMW i3
BMW i3 全 3 枚 拡大写真
BMWグループが電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」の最初の市販車、『i3』。同車の世界販売が、発売から2年を経て、好調に推移していることが分かった。

これは11月中旬、BMWグループが明らかにしたもの。同社は、「i3がドイツEV市場において、ベストセラー車に。世界でも3位につけた」と発表している。

i3は、「i」ブランドの最初の市販車で、ハッチバック型のEV。モーターは最大出力170ps、最大トルク25.5kgmを引き出す。モーターはリアアクスルに搭載し、後輪を駆動。

動力性能は、0-60km/h加速が3.7秒、0-100km/h加速が7.2秒。最高速はリミッターにより、150km/hに制限される。二次電池は、蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大160kmを走行可能。充電は約8時間で、急速チャージャーを使えば80%の容量を約30分で充電できる。プラグインハイブリッド(PHV)仕様の「レンジエクステンダー」も設定。

2013年11月、BMWグループはi3の第一号車を、ドイツで納車。それからおよそ2年が経過した今回、ドイツのベストセラーEVに君臨した。

また、i3は世界のEV販売でも、3位につけた。BMWグループによると、EVが普及しているノルウェーでは2015年、i3がBMWの最量販車になっているという。

《森脇稔》

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