札幌市電、ループ化後の環状便終発は22時台に…軌道敷には横断防止柵を設置

鉄道 行政
すすきの方面へ向かう札幌市電新線外回り線の訓練車。サイドリザベーションとなるため、車道を走る車や自転車に対処するためのバックミラーが右側にも設置された。
すすきの方面へ向かう札幌市電新線外回り線の訓練車。サイドリザベーションとなるため、車道を走る車や自転車に対処するためのバックミラーが右側にも設置された。 全 1 枚 拡大写真

札幌市交通局は11月30日、札幌市電新線(西4丁目~すすきの間0.4km)が開業する12月20日からのダイヤの概要や安全対策を発表した。

環状運行については、すすきの方面の外回りが、すすきの停留場基準で始発6時33分・終発22時30分、西4丁目方面の内回りが、西4丁目停留場基準で始発6時35分・終発22時23分となる。始終着時刻は平日・土休日とも同じで、始発は中央図書館前発となる。

また、歩道寄りを走る新線のサイドリザベーション区間では、車、自転車、歩行者の軌道敷内への立入りを禁止するほか、安全対策のため軌道敷にカラー舗装や横断防止柵を整備。試験運行で実施している警備員の配置も当面継続する。車両には並走する車や自転車に対処するため、試験運行の段階から右側にもバックミラーが取り付けられている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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