逃走の果てにパトカーへ体当たり、運転の男を逮捕

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11月28日午前10時ごろ、広島県広島市安芸区内の県道で、警官の追跡を受けていた乗用車が、進路を塞ぐように停止していたパトカーの側面に突っ込む事故が起きた。警察はクルマを運転していた50歳の男を逮捕している。

広島県警・海田署によると、「蛇行を繰り返しているクルマがいる」との通報を受けた同署員がパトロールしていたところ、広島市安芸区中野東付近の国道2号で蛇行しながら走る軽乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

署員はパトカーでの追跡を開始。クルマは信号無視を繰り返しながら約5kmに渡って逃走したが、広島市安芸区船越南付近の県道で渋滞に巻き込まれて停止。署員はパトカーを横向きに止めて進路を塞ぎ、運転していた男に対して車外へ出るように命じたが、男は大声を上げながらクルマを急発進させ、パトカーの側面部に衝突させた。

警察は直後に男を取り押さえ、公務執行妨害や器物損壊の現行犯で逮捕した。後の調べで、東広島市役所に勤務する50歳の男と判明している。

聴取に対して男は「どうしてこうなったのかわかりません」などと供述しているようだ。逮捕時にアルコール分は検出されなかった。警察では薬物使用も視野に入れ、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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