モリタHD、中国の消防車事業から撤退へ

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モリタ 消救車サイド搬出入型(参考画像)
モリタ 消救車サイド搬出入型(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

モリタホールディングスは、中国事業での消防車両や防災設備など事業から撤退すると発表した。

モリタでは、アライドベストと合弁で設立した投資会社モリタ-CFEインベストメント(モリタCFE)の50%の全株式を、アライドベストに譲渡する。株式譲渡に伴い、モリタCFEが持分の50%を保有しており、モリタHDが間接的に25%持分を保有している四川森田消防装備製造は、モリタHDの持分法適用関連会社から除外される。

四川森田は、消防車両と防災設備、消化薬剤の製造・販売を行っている。

モリタHDは四川森田への資本参加を通して成長が見込まれる中国市場での事業拡大を図ってきたものの、日中関係の悪化で四川森田が日系企業である優位性が低下している。

こうした中でアライドベストから、モリタHDが保有する四川森田の株式買い上げを要請。モリタHDは株式譲渡が得策と判断した。株式の譲渡価格は3700万元。

《レスポンス編集部》

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