台湾の二輪車メーカー「キムコ」が日本市場に参入…7モデルを投入

モーターサイクル 企業動向
New Downtown 350i ABS / 125i
New Downtown 350i ABS / 125i 全 2 枚 拡大写真

台湾の二輪車メーカーの光陽工業の日本法人キムコジャパンは、12月からキムコ製スクーター7機種を、全国のキムコジャパン正規販売店で発売、日本市場に参入すると発表した。

光陽工業は「KYMCO(キムコ)」のブランド名などで、世界97カ国でスクーター、モーターサイクル、ATV、ユーティリティビークル、発電機、電動スクーター、電動アシスト自転車、シニアカーなどを販売している。

日本国内では、2001年から2015年3月まで、提携先の国内企業を通じてキムコ製品を販売してきた。今回、キムコにとって重要なマーケットである日本の顧客に対して、より良い顧客サービスと安定した製品を供給するため、2015年5月に100%出資子会社キムコジャパンを設立した。

キムコジャパンは主に部品供給などのアフターサービス業務を展開してきたが最新モデル「ニュー・ダウンタウンシリーズ」を含む、125ccから350ccクラスまでのスクーター7機種を投入して日本市場に本格参入する。

日本に導入するモデルは、主に欧州で販売している「ユーロライン」と、台湾などで販売している小型モデルによる「ベーシックライン」を展開する。

ユーロラインは、ダウンタウンシリーズのニューモデル「ニュー・ダウンタウン350i ABS/125i」、最大バンク角42度を実現するショートホイールベースに高性能エンジンを搭載したスクーター「K-XCT300i/125i」、前後16インチラージホイールを採用しスポーツバイク並みの安定性を持つ「Tersely GT125i」。

ベーシックラインは二輪車初となるドライブレコーダーとABSを標準装備する「レーシングキング180i ABS+モトキャム/150i ABS+モトキャム」の2モデル。

同社では今後、日本市場に合わせた商品を展開していくとともに、現在、関東と近畿を中心に展開している全国22店舗のネットワークを、2015年度中に30店舗、2016年度中には100店舗に増やす計画。

《レスポンス編集部》

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