ホンダの中国法人は12月2日、11月の中国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は9万0836台。前年同月比は32.7%増と、9か月連続で前年実績を上回った。
ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開。11月実績は、東風ホンダが前年同月比83.9%増の4万0606台と、7か月連続で増加。広汽ホンダは8.4%増の5万0230台と、14か月連続のプラス。
広汽ホンダでは、『フィット』が、前年同月比28.7%減の7162台と、3か月連続のマイナス。『アコード』は1万1405台を売り上げ、前年同月比は3.5%減と、2か月連続で減少。『クライダー』は1万0761台で、前年同月比は6%減と、3か月連続で減少した。『オデッセイ』も16.3%減の3700台と、3か月連続のマイナスに。2014年秋に新発売の『ヴェゼル』は、1万2054台と、優れた立ち上がりが続く。
東風ホンダでは、小型MPVの『ジェイド』が4332台。前年同月比は19.9%減と、4か月連続のマイナス。『CR-V』の11月実績は、前年同月比48.6%増の1万7664台と、5か月連続で前年実績を上回る。新たに投入されたヴェゼルの東風ホンダ版、『XR-V』は1万2254台と好調。
ホンダの2014年の中国新車販売は、78万8276台。前年比は、4.1%増だった。2015年1‐11月は、前年同期比33%増の86万8754台。2015年は、前年比2割増の95万台以上の販売を目指す。