【オーディオ教養強化辞典】「音の三要素」とは

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オーディオの世界では、とくに英語を使った専門用語がいっぱい出てくる。解説される中で、”何だかよく解らない”という人も多いハズ。毎週、しばらくの間、音についてのキーワードや専門用語をご説明しちゃいます。

光の世界に3原色というのがあるように、音にも3要素と言われる言葉がある。音の高低、音の強弱、そして音色の3つである。

音の高低は空気の振動数。つまり周波数によるもの。低い音と高い音の響き方が異なる。音の強弱は、空気振動の大きさ、つまり信号の大きさで決まってくる。そして音色はズバリねいろだ。音色を決定づけるものが倍音(ハーモニックス)の度合いといわれている。同一周波数、同一の音量としても、ピアノとギターでは出てくる音はまったく違って聞こえる。ピアノの放つ音とギターの放つ音では、倍音成分(ハーモニックス)の配分が異なるからだ。

つまり倍音がキチンと再生できる装置、とくにスピーカーの役割はとても重要になってくる。スピーカーに求められるものは、まずワイドレンジ化(広帯域)であり、歌声や楽器の倍音を忠実に再生する能力が問われる。

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※ハーモニックス(倍音) harmonics とは

ちょっと専門的になるが、倍音とは楽音の音高(基音)とされる周波数に対して、整数倍の周波数を含む音の成分。楽器の基音がたとえば1KHzとすれば、2KHz、4KHzという整数倍の音が現れる。それらの倍音は、個々の楽器によって異なる。また同時に常数の倍音だけでなく、低い方の響きもある。たとえば1KHzに対して500Hzの音に対しての揺らぎも存在している。

【オーディオ教養強化辞典】この言葉ってどうゆう意味?『音の三要素』

《永松巌》

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