【トヨタ プリウス 新型】最高燃費は40.8km/リットル

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ プリウス 新型
トヨタ プリウス 新型 全 8 枚 拡大写真

トヨタ自動車は12月9日、主力ハイブリッド車(HV)の『プリウス』を6年7か月ぶりに全面改良して発売した。注目の燃費は最高で40.8km/リットル(JC08モード)となり、これまで最高だったトヨタ『アクア』とスズキ『アルト』の37.0km/リットルを上回った。

エンジン排気量は従来と同じ1.8リットルだが、最大熱効率40%と世界最高レベルを実現し、ハイブリッドシステムの改善につなげた。バッテリーは従来のニッケル水素電池に加え、新たにリチウムイオン電池も設定、リチウムの搭載モデルが最高燃費となる。従来モデルの最高燃費は32.6km/リットルであり、一気に25%もの向上を図った。

新型は同社の新しい開発手法である「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」の適用第1号車でもあり、これによりボディー剛性を旧モデル比で約60%高めた。低重心パーケージの採用と併せて、燃費性能の更なる向上だけでなく「走る楽しさや乗り心地を徹底追求した」(開発責任者の豊島浩二・製品企画本部チーフエンジニア)という。

新モデルでは新たに4輪駆動車も設定、より幅広い地域やニーズにも対応できるようにした。さらに自動ブレーキなどの先進安全技術パッケージである「トヨタ・セーフティ・センスP」も設定した。価格(消費税込み)は約243万円から339万円。月間1万2000台の販売を目標としている。

《池原照雄》

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