【リコール】いすゞ ギガ、1万7000台を再リコール…改善措置の見直しなど

自動車 ビジネス 国内マーケット
いすゞ ギガ(2007年)
いすゞ ギガ(2007年) 全 2 枚 拡大写真

いすゞ自動車は12月10日、大型トラック『ギガ』のエンジンに不具合があるとして、国土交通省に再リコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、いすゞ『ギガ』1車種で、2005年8月31日から2010年7月16日に製造された1万7686台。今回、2012年5月31日付けのリコール届出で、改善措置の内容が不十分だったこと、また、新たな原因が判明したため、再度対策を行う。

大型トラック用エンジンにおいて、オイルサーモバルブの開弁温度設定が不適切なため、ピストンの温度が高くなり、ピストンに過大な負荷がかかり、亀裂が生じるものがある。そのまま使用を続けると亀裂が進行し、ピストンに穴が開き、エンジン出力の低下および白煙を排出し、最悪の場合、走行不能に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、車両走行データを確認し、負荷およびその頻度の高い車両はピストンを点検し、亀裂のあるものはエンジンを良品に交換する。また、ブローバイガス流量を点検し、流量が多いものはエンジンを良品に交換する。平成17年排出ガス規制対応車両については、サーモスタット、オイルサーモバルブを対策品に交換する。

不具合は202件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る