【トヨタ プリウス 新型】豊田自動織機開発のDC-DCコンバータ、STの車載用マイコンなど採用

自動車 ニューモデル 新型車
STマイクロエレクトロニクス(WEBサイト)
STマイクロエレクトロニクス(WEBサイト) 全 1 枚 拡大写真

STマイクロエレクトロニクスは、新型『プリウス』向けに豊田自動織機が開発したDC-DCコンバータに、車載用32bitマイクロコントローラとパワーMOSFETが採用されたことを発表した。

DC-DCコンバータは、カーオーディオや照明、ワイパーなどの車載システムを駆動させるため、バッテリや発電機が生成した電力を減圧。インバータや可変電圧システムとともに、ハイブリッド車のパワーコントロールユニットを構成している。

STは、新型プリウスのDC-DCコンバータ向けに車載用32bitマイコンおよび、2品種のパワ-MOSFETを提供。これらのコンポーネンツと、豊田自動織機のソフトウェアの融合が高効率な電圧変換と低発熱を可能にし、パワーコントロールユニットの小型化に貢献している。

新型プリウスのDC-DCコンバータに採用されたSTの車載用マイコンは、PowerPCアーキテクチャを搭載し、独自の内蔵フラッシュメモリ技術を使用している。また2品種のパワ-MOSFETは、幅広いブレークダウン電圧(500V~1500V)に対応。低いゲート電荷とオン抵抗を最先端のパッケージ技術と組み合わせることで、高効率な電力処理能力を実現している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る