日産の米国販売、3.8%増の10万台超え…過去最高 11月

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日産 ムラーノ
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日産自動車の米国法人、北米日産は12月1日、11月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、11月としては過去最高の10万7083台。前年同月比は3.8%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

日産ブランドは11月の新記録の9万5389台で、前年同月比は3.9%増と、3か月連続で増加。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)が、2万0564台。前年同月比は9.9%減と、2か月連続のマイナスとなった。『セントラ』は1万4505台を販売。前年同月比は7.2%増と、3か月連続で増加した。『ヴァーサ』は9783台で、前年同月比は5.4%増と、4か月連続で増加。6月に新型を投入した『マキシマ』は、18.3%増の3884台と、2か月連続のプラス。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、2013年12月にモデルチェンジした小型SUVの『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)が、11月の新記録の2万2565台を販売。前年同月比は49.8%増と、16か月連続で増加した。小型ピックアップトラックの『フロンティア』は、19.5%減の5099台と減少傾向。新型を投入した『ムラーノ』は、45.2%増の5574台と好調。

インフィニティブランドは、前年同月比2.6%増の1万1694台と、10か月連続で増加。主力の『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)は、3782台を売り上げ、前年同月比は10.3%減と、11か月ぶりのマイナス。SUVの『QX60』は、前年同月比27.6%増の3736台と、8か月連続で増加した。

日産自動車の2014年米国新車販売は、138万6895台。前年比は11.1%増と、2桁の伸び率を達成した。2015年1‐11月は、前年同期比6%増の134万5618台を販売している。

《森脇稔》

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