ヤマハ発、18年12月期に営業利益1800億円…新中計策定
モーターサイクル
企業動向

2輪車は当面は新興諸国での市場低迷が続くと見ているものの、主力のインドネシアで最終年に240万台と今期見通し(185万台)から30%の拡大を目指す。また高い成長が期待できるインドでは、今期の62万台から120万台へとほぼ倍増を狙う。
売上高は最終年に2兆円(今期見通し1兆6500億円)と今期比21%増の目標とした。売上高営業利益率は9%となる。また配当性向は20%としている今期予想から、新中計期間は30%へと引き上げる方針も打ち出した。
ヤマハが今期まで取り組んでいる現在の3か年中期計画(13-15年)は、売上高が目標の1兆6000億円に対し1兆6500億円、売上高営業利益率は目標の5%に対して7.6%と、いずれも達成の見通しとなっている。
《池原照雄》