いすゞ 飛山元社長お別れの会に1200人
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飛山氏は長野県出身。終戦の翌年である1946(昭和21)年に、前身のヂーゼル自動車工業に技術者として入社。車両開発や企画部門などに従事し、71年に米GM(ゼネラルモーターズ)と資本・業務提携した際は、いすゞ側の実務担当室長となった。
76年に取締役に就任し、その後84年に社長、92年に会長に就いた。会長時代の93年には後任社長の関和平氏とともに、乗用車の自社開発・生産からの撤退を決断。その後、商用車専業メーカーとして成長するいすゞの礎とした。
《池原照雄》