チューリッヒ、新規契約者に緊急通知機能付ドラレコを貸与

自動車 ビジネス 国内マーケット
チューリッヒ Z-アシスト
チューリッヒ Z-アシスト 全 2 枚 拡大写真

チューリッヒ保険会社は12月16日、「スーパー自動車保険」の一部契約者に、緊急通知機能を備えた運転走行情報記録システム「Z-アシスト」を提供すると発表した。

Z-アシストは、テレマティクス技術を活用し、専用開発した運転走行情報記録システム。3G、GPS、加速度センサー、Wi-Fiなど各種センサーを内蔵した「Z-アシスト緊急通知機能付ドライブレコーダー」を車に搭載してもらい、速度などの走行情報と急ブレーキなどの運転特性を記録する。

Z-アシスト本体は、事故などで強い衝撃を検知すると、同社事故受付センターに衝撃値と位置情報を自動通知。顧客への連絡やロードサービスなど、事故発生直後から、迅速な対応が可能となる。また、緊急通知と同時に、事故時のビデオ映像と衝撃の強さ・軌跡などのデータを記録。そのデータを活用することで、顧客の事故状況説明の負担軽減を図るとともに、スムーズかつ適切な損害調査を実現する。

そのほか、故障やトラブル時には、緊急通知ボタンで同社に連絡できるほか、急ブレーキや急加速、急ハンドルを音声で注意喚起する安全運転支援機能も備える。

なお、Z-アシストの提供は、2016年1月1日以降が保険始期日となる「スーパー自動車保険」の契約者で、初めて自動車保険を契約する人が対象。個人向け自動車保険で事故対応まで志向した車載器を貸与するのは、保険業界初となる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る