【デトロイトモーターショー16】メルセデス SLC に頂点「AMG43」…3.0ツインターボは367馬力
自動車 ニューモデル
新型車

同車は、『SLK』の大幅改良モデルとして、同時に発表された『SLC』の頂点に位置する高性能グレード。従来の『SLK55AMG』の後継モデルとなる。
AMGのモデルに、「43」の名前が冠されるのは、初代『Cクラス』のAMG版、「C43」以来。「C36」の後継グレードのC43は、C36の直列6気筒エンジンをやめ、Cクラス初のV型8気筒エンジン搭載車として知られる。
メルセデスAMG SLC 43には、新開発の直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。SLK55AMGの5.5リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンに対して、排気量を一気に2.5リットルもダウンサイズ。それでいて、最大出力367hp/5500-6000rpm、最大トルク53kgmを獲得する。
トランスミッションは9速の9Gトロニック。0-100km/h加速は4.7秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力を持つ。もちろん、サスペンションやブレーキなど、足回りは強化。内外装もAMG流儀のスポーツ性が表現されている。
《森脇稔》