繁華街で異常な走行…ひき逃げ容疑で逮捕

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今月10日、青森県八戸市内の市道で軽乗用車を運転中に歩行者をひき逃げし、重傷を負わせる事故を起こしたとして、青森県警は15日、同市内に在住する51歳の男を逮捕した。無免許運転だったという。

青森県警・八戸署によると、問題の事故は2015年12月10日の午後10時30分ごろ発生している。八戸市六日町付近の市道(2車線の一方通行路、横断歩道や信号機なし)で、徒歩で道路を横断していた66歳の男性に対し、左方向から交差進行してきた軽乗用車が衝突。男性は頭部強打の重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走してしいた。

現場は八戸市中心部の繁華街。事故を起こしたクルマはクラクションを鳴らしっ放しで走行するなど、事故前から異常な行動をしており、その様子は通行人がスマートフォンで撮影。事故の瞬間も客待ちをしていたタクシーのドライブレコーダーによって撮影されていた。警察ではこうした映像から車両を特定し、同市内に在住する51歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「事故を起こしたことは間違いない」と供述。さらには「免許は一度も取ったことがない」とも供述しているようだ。警察では危険運転容疑への切り替えも視野に入れ、男を厳しく追及。事故に至るまでの経緯を詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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