16日午前7時45分ごろ、北海道置戸町内の道道で、自転車を押しながら車道の路肩を歩いていた85歳の男性に対し、後ろから進行してきたワゴン車が追突する事故が起きた。男性は重体。警察はクルマを運転していた48歳の女を逮捕している。
北海道警・北見署によると、現場は置戸町置戸付近で片側1車線の直線区間。85歳の男性は自転車を押しながら道路左側の路肩を歩いていたところ、後ろから進行してきたワゴン車にはねられた。
男性は自転車ごと弾き飛ばされて頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、頭部強打で意識不明の重体となっている。クルマを運転していた同町内に在住する48歳の女にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。
現場には歩道も設置されているが、事故当時は除雪によって生じた雪が積み上げられ、圧雪状態で滑りやすくなっていた。警察では負傷した男性が歩道通行をあきらめ、車道に出てきたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。