韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は12月10日、米国IIHS(道路安全保険協会)の2016年の安全性評価において、新型『ジェネシス』と新型『ツーソン』が最高評価の「2016トップセーフティピック+」に認定された、と発表した。
IIHSの「トップセーフティピック」の認定を受けるには、前面衝突、側面衝突、追突想定、スモールオーバーラップ衝突、ロールオーバー(車両転覆)の各耐衝撃性能試験の全てで、最高の「GOOD」評価となるのが条件。また、前面衝突予防評価で、「ベーシック」を獲得することも求められる。
さらに上の「トップセーフティピック+」と認定されるには、トップセーフティピックの耐衝撃性能試験での最高評価とともに、前面衝突予防評価において3段階評価で2番目の「アドバンスド」、最高評価の「スーペリア」のいずれかが必要となる。
新型ジェネシスと新型ツーソンは、スモールオーバーラップを含めた全テストで、最高評価のGOODを獲得。前面衝突予防評価も、3段階評価で最高のスーペリアと認定された。
ヒュンダイモーターアメリカの商品企画担当、マイク・オブライアン副社長は、「安全性はヒュンダイの最重要テーマ。ヒュンダイの2車種がトップセーフティピック+を受賞したのは、大きな喜び」と述べている。