いまさら聞けないデジタルプロセッサーとは

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
PHOTO:carrozzeria
PHOTO:carrozzeria 全 1 枚 拡大写真

記事やカタログに頻繁に出てくるデジタルプロセッサー。’90年代初頭、カロッツェリア、アルパインなど、各社から専用機が発売される。

当初は高価だったデジタルプロセッサーも時代が進むにつれ、一部の高級機を除いて手に届くものもが増え、単体製品だけでなく、カーナビに搭載と普及が進んでいる。

デジタルプロセッサーの由来は、DSP(デジタルシグナルプロセッサー/デジタル演算処理)から派生した言葉で、信号をデジタル処理をするという意味がある。オーディオ業界ではデジタルオーディオプロセッサーと呼ばれるようになり、略してデジタルプロセッサーといっている。特徴は車内の音場改善が目的で、豊富な入出力端子を装備。機能面では、イコライザー、タイムアライメント(位相補正)、クロスオーバーネットワークほか、音量調節もアナログ式と比べ、デジタル処理で行うので設定が細かく確実に行える。またデジタルのメリットは、ほかにもあり、DAコンバーターとの互換によって多様なメディアの音源が高音質で楽しめる。近年ではハイレゾに特化した高品位なDAコンバーターを内臓するモデルも増えてきた。現在のカーオーディオにとって、なくてはならない存在といえる。
デジタルプロセッサーの使い方は、次の機会にご案内したい。

《永松巌》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  3. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  4. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る