シュコダのチェコ工場、MT累計生産700万基…15年で達成
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700万基のうち、大半の600万基を占めるのが、「MQ200」と呼ばれるトランスミッション。2000年から生産が開始され、排気量1.0-1.6リットルのガソリン車と組み合わせる。
このトランスミッションは、シュコダだけでなく、フォルクスワーゲングループの幅広いブランド、アウディやセアトにも搭載されている。
残りの100万基は、「MQ100」と呼ばれるトランスミッションで、2011年から生産。フォルクスワーゲン『up!』をはじめ、シュコダ『Citigo』、セアト『Mii』、シュコダ『ファビア』に採用する。
累計生産700万基は、2000年の生産開始から15年で達成した記録。シュコダの生産担当、Michael Oeljeklaus取締役は、「700万基のMTを生産したことが、ムラダー・ボレスラフ工場における部品生産の競争力の高さを示している」と述べた。
《森脇稔》