【CES16】フォード、アマゾンと提携…車を音声で遠隔操作

自動車 ニューモデル モーターショー
フォード、アマゾンと提携…車を音声で遠隔操作(CES16)
フォード、アマゾンと提携…車を音声で遠隔操作(CES16) 全 3 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは1月5日、米国ラスベガスで開幕したCES16において、米国に本拠を置く世界最大の通販サイト運営会社、Amazon.com, Inc(以下、アマゾン)と提携すると発表した。

【画像全3枚】

両社が提携を結んだのは、自動車を音声で遠隔操作する分野。アマゾンは、家庭用の音声認識装置、「エコー」(Echo)を開発。このエコーを、フォード車の顧客が利用できるようにする。

具体的には、フォード車の顧客が、家庭内に置かれた円筒状の「エコー」に向かって、音声で自動車の操作を指示。すると、音声で応えてくれるとともに、出発前にあらかじめエンジンを始動して、空調を最適な状態にしておくことなどができる。この他、ドアのロック/アンロック、EVの充電状況の確認、燃料残量の確認などが、音声による遠隔操作で行える。

また外出先からは、スマートフォンを使って、「スマートホーム」と呼ばれるセキュリティ機能が、音声で遠隔操作できる。帰宅が夜になりそうな時は、玄関の外灯を遠隔操作で点灯したり、帰宅するタイミングに合わせて、ガレージのシャッターを遠隔操作で開いたりできる。

これらの便利機能は、フォードの車載テレマティクスシステム、「SYNCコネクト」と連携させることで可能になる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  3. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
  4. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  5. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る