【CES16】BMWモトラッド、HUD付きヘルメットのプロトタイプを公開

モーターサイクル テクノロジー
BMWモトラッド ヘッドアップディスプレイ付きヘルメット
BMWモトラッド ヘッドアップディスプレイ付きヘルメット 全 12 枚 拡大写真

BMWモトラッドは、米国ラスベガスで開幕したCES16で、ヘッドアップディスプレイ(HUD)付きヘルメットのプロトタイプを公開した。

BMWヘッドアップディスプレイは、交通情報や車両情報をライダーの視野内に直接投影。道路上の状況から目をそらさず、ライディングに集中させることで、ライダーの安全をサポートする。

表示する情報は、空気圧、オイルレベル、燃料残量、走行速度、選択中のギヤといった車両ステータスに関連する現在情報に加え、制限速度や道路標識のほか、差し迫った危険に対する警告などで構成。将来的には、V2V通信により、突然発生した障害に関する警告といったリアルタイム情報のほか、ナビゲーションと連動させ、出発前に計画したルートに関するアドバイスを表示できるようになるという。

ヘルメットには小さなコンピューターとスピーカーを内蔵。BMWモトラッド マルチコントローラーを使用して左ハンドルバースイッチで操作可能で、ライダーは必要とする情報を簡単に選択できる。また、情報表示用ディスプレイは市販ヘルメットに組み込むことができ、交換式の充電式バッテリーを2つ使用した場合の使用可能時間は約5時間。

BMWモトラッドでは、このHUD付きヘルメットについて、数年以内に量産レベルに持っていきたいとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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