飲酒運転車と正面衝突、軽乗用車の2人が死傷

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4日午前4時5分ごろ、山梨県甲府市内の県道を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた軽乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で順走側の2人が死傷。警察は乗用車を運転していた19歳の少年を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

山梨県警・甲府署によると、現場は甲府市上石田付近で片側2車線の直線区間。乗用車は対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた軽乗用車と正面衝突した。

衝突によって軽乗用車は横転大破。乗っていた男性2人が車外に投げ出され、67歳の男性が全身強打でまもなく死亡。40歳代とみられる男性も骨折などの重傷を負い、近くの病院へ収容されている。逸脱側のクルマを運転していた富士川町内に在住する19歳の少年も打撲などの軽傷を負ったが、呼気から酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、警察は道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑でも調べを進めている。

死傷した軽乗用車の2人は運転代行業者の従業員で、業務中だった。事故の直前に現場手前で蛇行運転を繰り返すクルマが目撃されており、警察ではこれが少年の運転するクルマだった可能性が高いとみている。

聴取に対して少年は飲酒運転の事実を大筋で認めており、警察では飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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