住友商事、世界最大のトレーラーメーカー 中国CIMC車両へ12億円を出資

自動車 ビジネス 海外マーケット

住友商事は1月8日、世界最大のトレーラーメーカーである、中集車輛(CIMC車両)への増資を引き受け、12億円を出資すると発表した。

CIMC車両は、中国・米国・欧州・豪州などでセミトレーラーなどの架装車両を製造・販売しており、2015年度は12万台以上のセミトレーラー販売台数を見込むなど、全世界で10%のシェアを誇る世界最大のセミトレーラーメーカー。また、積極的に機械化を取りいれた次世代型の工場を設立するなど、コスト低減と品質向上の両面で競争力を強化し、東南アジア・中東・アフリカなど新興国でのシェア拡大に注力している。

住友商事は、東南アジア・中東・アフリカなどの新興国で日系自動車メーカーの販売事業を展開しており、今回の出資を機に住友商事とCIMC車両は、これらの新興国における経済成長に伴う物流需要の増大をにらみ、双方の知見を活かしセミトレーラーをはじめとする架装車両の販売拡大に取り組んでいく。

住友商事は、CIMC車両の親会社である世界最大のコンテナメーカー、中国国際海運集装箱(CIMC集団)の製品を1990年代から日本国内向けに輸入・販売し、また、鋼材などの素材を同社へ販売・供給してきた。今回の増資は、25年にわたる強固な信頼関係が基盤となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  3. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  4. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  5. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る