運転手が意識失い…路線バスがアパート直撃

自動車 社会 社会

7日午後3時50分ごろ、東京都小金井市内の都道を走行中の大型路線バスが路外に逸脱。道路左側のアパート建物に突っ込む事故が起きた。バスの運転手が軽傷を負ったが、アパートの住民や歩行者などに人的被害は無かった。

警視庁・小金井署によると、現場は小金井市本町付近で片側1車線の直線区間。バスは最初に対向車線側へ逸脱し、道路右側の歩道に乗り上げて走行。前方の信号柱に衝突したことで方向を変え、斜行するようにして今度は道路左側に飛び出し、歩道を乗り越えてアパートの建物に突っ込んだ。

この事故でバスは前面部が大破。運転していた49歳の男性が打撲などの軽傷を負った。バスは回送中で、運転手以外の客はおらず、アパートの住民は事故当時に不在。歩道の歩行者は衝突前に回避したため、人的な被害は無かった。

車内に設置されたドライブレコーダーには、運転していた男性が意識を失うような挙動が記録されており、現場での簡易聴取においては「事故を起こした記憶が無い」などと話していたという。警察では運転者が疾病原因で意識を失い、これが原因で暴走した可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る