VWのリコール計画、米カリフォルニア州が却下

自動車 ビジネス 海外マーケット
フォルクスワーゲンのリコール計画を、米国カリフォルニア州当局が却下したことが分かった。
フォルクスワーゲンのリコール計画を、米国カリフォルニア州当局が却下したことが分かった。 全 2 枚 拡大写真

一部ディーゼル車に、排出ガス試験を不正にクリアする違法なソフトウェアを搭載していたフォルクスワーゲン。同社のリコール計画を、米国カリフォルニア州当局が却下したことが分かった。

【画像全2枚】

これは1月12日、CARB(カリフォルニア州大気資源局)が明らかにしたもの。「フォルクスワーゲンが提出していた排ガス不正車に関するリコール計画を却下した」と発表している。

CARBは2015年11月20日、フォルクスワーゲンの米国法人から、排気量2.0リットルのディーゼルエンジン搭載車について、リコール計画の提出を受けたと公表。今後、その内容を精査するとしていた。

そして今回、CARBはこのリコール計画を却下。その理由の第一が、「提出されたリコール計画が詳細でない」こと。第二の理由が、「リコール計画の修理に関する記述において、技術的な評価の情報が不充分」とした。

第三の理由として、「修理後の走行性能や排出ガス、安全性への影響の説明が不足している」と、CARBはコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  5. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る