異例? ヤナセの“ぜいたく”なCMが話題に[動画]

自動車 ビジネス 国内マーケット
ヤナセ CM動画 ミラー篇 60秒(スクリーンショット)
ヤナセ CM動画 ミラー篇 60秒(スクリーンショット) 全 2 枚 拡大写真

テレビCMには自動車のものが少なくないが、“ぜいたく”なCMが話題を集めている。 2015年に創立100周年を迎えた輸入車販売大手のヤナセのCM動画だ。

2015年12月より放映されているそのCM動画は、アメリカの作曲家であるジョージ・ガーシュウィンの名曲『ラプソディ・イン・ブルー』をBGMに、まるで空の中を飛行艇で飛んでいるかのような幻想的なシーンからはじまる。後半部にはヤナセの歴史を物語る1台の名車が登場するが、それまではセリフもブランドロゴも登場せず、まるで現代アートの映像作品のようになっている。

放映時間が限られているCMの動画には、一般的にアピールしたい商品名や企業名を全面に押し出す場合が多い。しかし、ヤナセの場合、60秒の尺をほぼすべて幻想的なシーンとBGMのみで構成するという、あえて”ぜいたく”なCM動画とすることで、自社のブランディングを図っている。

この背景には「クルマはつくらない。クルマのある人生をつくっている」という同社のコーポレートスローガンがある。自動車メーカーではない立場として、日本の自動車文化の形成を100年にわたり貢献してきた。その功績が評価され、2015年には日本・カー・オブ・ザ・イヤーの実行委員会特別賞を受賞している。ひとつの商品をアピールするのではなく、輸入車によってもたらされるぜいたくな人生を、この動画では表現しているのかもしれない。

動画は下記より視聴可能だ。

《瓜生洋明》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コメリの新洗車グッズ発売!ホースリール&ノズル、性能と価格に注目
  2. そのニオイ、原因はエバポレーター! 今すぐできる簡単DIY洗浄法とは?~Weeklyメンテナンス~
  3. 車載ディスプレイの有線接続をカンタン無線化!超小型ワイヤレスアダプター発売
  4. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  5. 4月の新車販売悲喜こもごも、認証不正の反動でダイハツ2倍超の大幅増、日産は19%減[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  2. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  3. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  4. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る