千葉モノレール、「逆さま」ラッピング車を運行…1月15日から

鉄道 企業動向
1月15日から運行される「ノモちゃん号」のイメージ。千葉モノレールのマスコットキャラクター「モノちゃん」などを逆さまにして車体を装飾する。
1月15日から運行される「ノモちゃん号」のイメージ。千葉モノレールのマスコットキャラクター「モノちゃん」などを逆さまにして車体を装飾する。 全 3 枚 拡大写真

千葉都市モノレールは1月15日から、「逆さまラッピングモノレール『ノモちゃん号』」を運行する。

「ノモちゃん号」は1000形電車の2両編成1本(第10編成)を使用。逆さまにした各種キャラクターのイラストで、第10編成の車体を装飾する。愛称は千葉都市モノレールのマスコットキャラクター「モノちゃん」の名前に逆さまにした。出発式は1月15日の11時05分から11時13分まで、千葉駅の3・4番線ホームで実施。11時13分発の千城台行きとして発車する。

千葉都市モノレールは、千葉市内の1号線千葉みなと~千葉~県庁前間3.2kmと2号線千葉~千城台間12.0kmのモノレール線を運営する第三セクター。車両が軌道桁にぶら下がる懸垂式のうち、箱形の軌道桁に車輪を入れて走行するサフェージュ式を採用している。懸垂式を採用しているモノレールは、国内では千葉都市モノレールと東京都交通局上野懸垂線(上野動物園モノレール)、湘南モノレールの3社局のみ。このうちサフェージュ式を採用しているのは、千葉都市モノレールと湘南モノレールの2社しかない。

千葉都市モノレールの発表によると、サフェージュ式という「特殊な構造」が海外でも話題になっているという。懸垂式モノレールとしては営業距離が世界最長というギネス世界記録とあわせて「逆さまラッピングモノレール」を国内外に宣伝し、集客や市内観光の充実につなげていきたいとしている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る