三井物産、小型航空機製造に参入…クエスト・エアクラフトに資本参加

航空 企業動向
KODIAK100
KODIAK100 全 2 枚 拡大写真

三井物産は、せとうちホールディングスと、せとうちHD傘下の米国小型航空機メーカーであるクエスト・エアクラフトに資本参加すると発表した。

【画像全2枚】

クエストが発行する第三者割当増資を1000万ドルで引受け、全株式の12.5%を取得する予定。

クエストは2001年、国際人道支援用途の航空機製造を目的に、米国アイダホ州サンドポイントに設立、2015年2月にせとうちHD傘下となった小型航空機メーカー。現在、10人乗り単発プロペラ機「KODIAK100」を製造・販売している。

KODIAK100は、2007年の発売以来、燃費、動力性能と汎用性の高さから順調にシェアを拡大し、これまでに累計150機以上を製造、全世界に販売してきた。

小型航空機は、主に農業・鉱業分野や災害対策用の移動・物資輸送手段として利用されてきたが、高速で移動できる身近で便利な輸送インフラとして、今後、欧米に加えて日本を含むアジア各国でも、富裕層や観光事業者の向けの需要増加が見込まれている。

三井物産は今回の資本参画により、自社グループのグローバルネットワークを活かしKODIAK100未開拓地域での販路拡大をサポートして事業の拡大を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』次期型はいつ登場? ハイブリッドスポーツとして最速2027年発表か
  2. メルセデスベンツの小型3列シートSUV『GLB』に新型、まずはEVがデビュー…航続最大631km
  3. 希少なヒストリックカーの数々…三浦半島に集まる名車たち@ソレイユの丘
  4. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る