村田製作所、車載機器用の電波暗室を新設…EMCサポートを強化

自動車 テクノロジー ITS
車載機器用の電波暗室
車載機器用の電波暗室 全 1 枚 拡大写真

村田製作所は、車載機器用の電波暗室を横浜事業所に新設し、電磁波による障害を受けない特性を持っているかを測定するEMC評価サポートを開始すると発表した。

自動車市場ではクルマの急速な電子化の進展にともないEMCノイズ問題が複雑化している。車載機器のEMC評価および対策には多くの時間を要するため、電子部品メーカーでは、より早く最適なノイズ対策を提案することを求められている。

村田製作所は、車載機器用の電波暗室を新設するとともに、顧客とともに車載機器のEMCノイズ評価を実施するEMC評価サポートを開始する。電波暗室では車載機器のエミッション(電磁妨害)測定とイミュニティ(電磁感受性)試験を行うことができる。

同社では、今後大きな需要の伸びが期待されるADAS(運転支援システム)やIVI(車載インフォテインメント)に向けて、顧客へのトータルソリューション提供を強化していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  4. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る