米国の自動車大手、FCA USのクライスラーブランドは、デトロイトモーターショー16において、新型ミニバンの『パシフィカ』を初公開した。
同車は、クライスラーのミニバン、『タウン&カントリー』の後継モデル。先代モデルのデビューから7年が経過してのモデルチェンジを機に、車名をパシフィカに一新した。
パワートレインは、ガソリン3.6リットルV型6気筒「ペンタスター」。最大出力287hp、最大トルク36.2kgmを引き出す。アイドリングストップを組み込み、環境性能を引き上げている。
装備面では、ミニバンセグメントで初の装備を、約40導入。とくに、安全性とセキュリティ面では、100以上の装備を、標準またはオプションで用意した。具体的には、360度のサラウンドビューカメラ、駐車アシスト、アダプティブクルーズコントロールなどがそろう。