【東京オートサロン16】アウディ、オリジナルの純正カスタマイズパーツを提案

自動車 ニューモデル モーターショー
アウディ TT(東京オートサロン16)
アウディ TT(東京オートサロン16) 全 15 枚 拡大写真

アウディジャパンは『TT』と『A3セダン』のカスタマイズ提案モデル、そして2015年のSUPER GTに参戦した『R8 LMS ultra』の3台を展示。ブランドイメージを表現したシックなブースを展開した。

TTは純正アクセサリーを装着しただけにのように見えるが、そうではない。試作エアロパーツを装着した参考出品モデルだ。「TTには現在のところ、エアロパーツというものがほとんど純正設定されていないのです」と説明するのは、同社アフターセールス本部パーツ&アクセサリー担当の山岸大介さん。

その理由は『TTS』があるからだという。スポーツ性能を追求する人はTTSを選べばいいのだから、TTをさらにスポーティにするパーツは必要ないというわけだ。「しかしTTとTTSはスペックもキャラクターも大きく異なります。ですからTTをカスタマイズしたい人も少なくないのでは? と考えました」と説明する。

試作パーツはフロントバンパースポイラー、サイドスポイラー、リアスポイラー、ディフューザー左右のサイドエプロンなど。いっぽうA3セダンでは既存のエアロパーツに加えて、試作品のルーフエンドスポイラーとCFRP製ドアミラーカバーが装着されている。

いずれも控えめなデザインで、ベース車のボディにマッチしている。純正設定されていないのが不思議に思えるくらいだ。「アウディはシンプル、ミニマルなデザインが特徴です。ですからアフターパーツでもそれに見合った、プレミアムブランドとして恥ずかしくないデザインを追求しました」と山岸さん。

またTTもA3セダンもグリルやディフューザーなどがピアノブラックに塗装されているが、これは現在でもディーラーで個別対応できるとのこと。ただし展示車両では「ただ塗っただけでは、思い通りの艶や深みが表現できませんでした。そのためピアノブラックを3回、塗り重ねています」という。

試作パーツは「あくまで参考出品で、発売が決まっているわけではありません」と山岸さん。オートサロンでの反響を確認して、今後の展開を考えていきたいですね」とのことだ。

《古庄 速人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る