ホンダジェット、車の設計手法活用で差別化図る…ホンダエアクラフト藤野社長

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ホンダエアクラフトカンパニーの藤野道格社長は1月19日、都内にあるホンダ本社で会見し、小型ビジネスジェット『ホンダジェット』の開発の一部に自動車の設計手法を取り入れることで他社との差別化を図っているという秘話を披露した。

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藤野社長は「飛行機と車というのはかなり技術的な理念が違う。例えば部品も違うし、環境要件も違うし、信頼性要件も違うので、(車の技術が)そのまま使えるものはあまりない」としながらも、「ホンダジェットで一番、車の技術が使えたのはインテリアの設計」と明かす。

というのも「ビジネスジェットの業界でインテリアというのはまだプリミティブ(原始的)で、スケッチを描いたら手造りで造っていくような感じ」で、これに対し「車の場合は開発サイクルがすごくシステマチックになっている」からだ。

具体的には「スケッチを描いたら、それをCGでチェックする。しかもCGでチェックする段階ではシートのステッチとか、レザーのテキスチャーもハイディフィニッションで4倍くらいで見えるので、実際にプロトタイプやモックアップを造る前にかなりチェックできる。何回もイタレーション(反復)してやるので、そこが多分、他のビジネスジェットメーカーよりも何倍もやっている」という。

その上で「ホンダジェットに乗られた方が最初に感じられるのは全然インテリアの洗練度が違うということ。なぜかというと、何回も手をかけている分だけ洗練度が高くなる」と強調し、「車のやり方で一番使えたのはインテリアの設計プロセスの部分」と振り返った。

《小松哲也》

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