日本のEV米国販売、日産 リーフ が首位…4割減の1.7万台 2015年
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これは、各社が公表した販売データから明らかになったもの。北米日産の発表によると、2015年のリーフの米国販売台数は、1万7269台。前年比は42.8%減と、マイナスに転じた。リーフは、EVパワートレインの改良モデルを、日本でも発表したばかり。この改良モデル投入を控えて、2015年の販売が落ち込む。
三菱i-MiEVの2015年米国実績は、115台。前年比は41.3%減と、引き続き大幅なマイナス。i-MiEVは現地では、2011年12月に発売。
トヨタのRAV4 EVは2015年、前年比98.5%減の18台を販売した。同車は2012年9月、米国市場に投入。ホンダのフィットEVは2015年、わずか1台を販売。同車は2012年7月、米国で発売。2015年は、前年実績に対して、99.8%のマイナスとなった。
2015年の米国市場は、ガソリン価格の下落を受けて、ピックアップトラックやSUVなどのライトトラックの販売が好調だった。日本のEVには逆風だったが、テスラ『モデルS』、BMW『i3』、フォルクスワーゲン『e-ゴルフ』、シボレー『スパークEV』は、販売を伸ばしている。
《森脇稔》