西武田辺監督、所沢の一日駅長に就任…二代目「L-train」の発車合図

鉄道 企業動向
西武鉄道「L-train」の復活イベントとして所沢駅の一日駅長に就任したライオンズ田辺監督。
西武鉄道「L-train」の復活イベントとして所沢駅の一日駅長に就任したライオンズ田辺監督。 全 9 枚 拡大写真

埼玉西武ライオンズの田辺徳雄監督が1月29日、「L-train」(9000系電車9108編成)の復活記念イベントとして西武鉄道所沢駅(埼玉県所沢市)の一日駅長に就任し、同駅4・5番線ホームで9108編成の発車合図を行った。

「L-train」は、車体をライオンズのチームカラーである濃紺(レジェンドブルー)に塗り、チームロゴなどで装飾したラッピング車両。2010年から2013年まで3000系電車3015編成で運行されたが、復活を求める声が多数寄せられたのを受け、1月17日から9108編成にによる「L-train」の運行が始まった。「初代」の3015編成が8両編成だったのに対し、「二代目」の9108編成は10両。編成両端の先頭形状も異なるが、全体のデザインは「初代」を踏襲している。

4番線に「KORO-TRAIN」(2000系電車2069編成)が入線していた13時少し前、駅長の制服で身を包んだ田辺監督が、緊張した面持ちで4・5番線ホームに姿を現した。続いて隣の3番線には、京急電鉄の車両に似せた赤白2色の特別塗装車「RED LUCKY TRAIN」(9000系9103編成)も入線。西武の広報担当者は「(通常塗装の)黄色、(『RED LUCKY TRAIN』の)赤、『L-train』の青と、3色そろった」と話していた。

「KORO-TRAIN」「RED LUCKY TRAIN」が所沢駅を離れて数分後、「L-train」の9108編成が4番線に入線。田辺監督は9108編成の前で、「キャンプに向けて出発進行!」などと声を張り上げながら指さしするパフォーマンスを披露した。構内放送では「優勝、日本一という駅へ向かって戦っていきたい」と今季の決意を表明。「L-train」については「ひじょうに落ち着いた雰囲気の電車」と評価し、「この電車に乗って応援に来て欲しい」と話した。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 電動モビリティ「ブレイズ」、名古屋本社で試乗体験会開催へ…新商品「スタイル e-バイク」も
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る