トヨタ豊田社長「TMGと共に復帰したかった」…17年のWRC参戦

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
TOYOTA GAZOO Racingが2016年のモータースポーツ活動を発表
TOYOTA GAZOO Racingが2016年のモータースポーツ活動を発表 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車は2月4日、東京都江東区の同社施設で2016年のTOYOTA GAZOO Racingによるモータースポーツ活動の記者発表会を開いた。

発表会には、1年前に18年ぶりの参戦を発表したWRC(世界ラリー選手権)チームのトミ・マキネン代表も出席し、準備状況などを公表した。当初、発表会のトークセッションに出席予定だった豊田章男社長は、風邪のため急きょ欠席したが、メッセージを寄せた。

このなかで豊田社長はWRC復帰の大きな理由として、「私の決断によってF1を撤退したことにより、TMG(トヨタモータースポーツ=ドイツ法人)がクルマを造れなくなった。そのTMGと共にWRCに帰りたかった」と明かした。

TMGは『ヤリス(日本名:ヴィッツ)』をベースにしたWRC車両のエンジン開発を担当している。豊田社長は「TMGのメンバーはF1撤退後の無念さの中でも、仕事の時間外にクルマを造ってくれた」とのエピソードも紹介した。3月にはテスト走行が始まる予定であり、豊田社長は「早く乗りたい」と、チーム関係者にメッセージした。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る