【ホンダ オデッセイ 改良新型】ハイブリッド販売比率が5割…事前受注は7割に

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ オデッセイ ハイブリッド
ホンダ オデッセイ ハイブリッド 全 8 枚 拡大写真

ホンダは一部改良を機に『オデッセイ』に新たにハイブリッドモデルを設定し、2月5日から販売を開始すると発表した。ハイブリッドモデルの燃費は26km/リットルで、価格は356万~405万6400円となっている。

商品企画を担当した日本本部営業企画課の道下陽介主任は「上級ミニバンを買おうと思っているお客様の半数以上が環境対応車を考えていて、ハイブリッドミニバンに期待する燃費は25km/リットルまでで8割ほどを占めている。さらに購入予算は300万円台。こうしたお客様のご要望をすべて叶えるのが、今回のオデッセイ ハイブリッドになる」と強調。

さらに「オデッセイが属する上級ミニバン市場は年間15万~20万台で推移しており、ハイブリッド比率は18%ほどで、他のクラスと比べても少し低い状況。オデッセイではハイブリッドとガソリンの比率を半々と見込んでいる」と語る。

オデッセイのハイブリッドモデルとガソリンモデルとの価格差は約50万円と、競合他車に比べ価格差は小さいものの、この価格差を享受するには8万kmの走行が必要で、半々という比率は強気の数字ともいえる。

しかし道下主任は「他社の上級ミニバンのハイブリッド比率をみると20~30%で、装備見合いの価格差は70~80万円くらい。オデッセイは元が取れるところを狙っており、競争力で考えた時に半々になるだろうという計画になった」と話していた。

ちなみにオデッセイ改良型の事前受注はハイブリッドを含むシリーズ全体の月販計画2000台に対し4500台で、このうちの7割がハイブリッドで占められているという。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る