三菱重工、フォークリフト・エンジン・ターボチャージャの3事業統括会社を発足

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三菱重工 ターボチャージャー
三菱重工 ターボチャージャー 全 2 枚 拡大写真

三菱重工業は2月4日、フォークリフトを中心とした物流機器、エンジンおよびターボチャージャの3事業を統括する新会社を発足させると発表した。

統括会社は独自経営体として、3事業の統合的かつ機動的な経営を推進。シナジー創出、組織スリム化、新分野への挑戦などを通じて競争力を強化し、売上高1兆円規模に向けて規模拡大と収益力向上を図っていく。

統括会社は3月をめどに発足し、まず物流機器事業を傘下に置く。続いて7月には、同社が手掛けるエンジン事業とターボチャージャ事業を承継する事業会社も傘下に加える。

物流機器事業は、ユニキャリアホールディングスの全株式を、三菱重工に代わって統括会社が65%、ニチユ三菱フォークリフトが35%の割合で3月中に譲り受ける予定。また、三菱重工が保有するニチユ三菱フォークリフトの全株式も、これに合わせて統括会社に移管する。

エンジン・ターボチャージャ事業会社は、4月に事業承継に向けた準備会社として設立。5月をめどに三菱重工との間で吸収分割契約を締結し、7月に事業承継が完了する予定で、資本金は統括会社100%出資とする。

今後、物流機器、エンジンでは従来の製品単体販売から、周辺機器を含めたソリューション・パッケージ型ビジネスへの転換を加速。エンジン事業では、エンジニアリングを強化することで、分散型発電、コージェネレーション(熱電併給)分野に注力していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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