打ち上げ費用は別…超小型衛星キット、40万円で販売開始

宇宙 企業動向
超小型衛星キット「ARTSAT KIT」を発売
超小型衛星キット「ARTSAT KIT」を発売 全 1 枚 拡大写真

スペースシフトは、超小型衛星キット「ARTSAT KIT」をクラウドファンディングサービス「Makuake」で販売を開始した。

最初の1機目は人工衛星キットとしては格安となる40万円(打上げ費用別途)で販売する。

超小型衛星キット「ARTSAT KIT」は、東京大学と多摩美術大学の共同プロジェクとして製造した超小型衛星「ARTSAT1:INVADER」をベースとした人工衛星開発キット。

10cm四方の超小型サイズの「ARTSAT1:INVADER」は、2014年2月28日にH-IIAロケット23号機で打上げられ、地球の写真を撮影したほか、姿勢角度や温度など衛星のデータを地上に送信し、それを元にしたアート展示などを行った。

この衛星の設計を引き継ぎ、改良を重ねたのが、今回クラウドファンディングを開始した「ARTSAT KIT」。従来オーダーメイドである人工衛星をキットとして商品化することで、宇宙工学やロボット工学を教える大学などの教育機関、宇宙開発に興味のある個人でも入手可能な低価格を実現したとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る