電動アシスト自転車のバッテリーシェア、NTTドコモとパナソニックが実証実験へ

モーターサイクル 企業動向
バイクシェア事業の普及促進に向けた実証実験
バイクシェア事業の普及促進に向けた実証実験 全 1 枚 拡大写真

NTTドコモとドコモ・バイクシェア、パナソニックは、電動アシスト自転車をはじめとした、利便性の高い移動手段のシェアサービスや分散充電環境などのインフラ整備に向けた実証実験を共同で行うことで合意した。

今回、ドコモとドコモ・バイクシェアが保有する「コミュニティサイクル等のバイクシェア事業の事業ノウハウ」と、パナソニックグループが保有する「バッテリー充電システム」、「電動アシスト自転車に関する技術」を融合する。また、自転車本体の軽量・小型化に向けた開発検討、バッテリーの充電状況を常に快適に保つための分散充電環境の整備も検討する。

今回の取り組みとして、電動アシスト自転車の利便性向上を目的としたバッテリーシェアの事業性検証を共同で行う。具体的には、2016年4月から東京都臨海地区(晴海、月島、豊洲)で、バッテリーシェアの実証実験を実施する。

実証実験では、シェアリングサービス事業者側が用意した予備バッテリーを、店舗やサイクルポートで常時充電し登録会員が自由に共有できる環境を構築する。利用者の動向を把握・分析し、技術的課題の発見や事業ノウハウを蓄積する。

今後は、シェアリングサービスに適した軽量・小型の電動アシスト自転車の共同開発を検討するとともに、将来的にはバッテリーを活用し、携帯電話の充電や災害時の予備電源とするなど、新たな社会インフラの提供も視野に入れる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る