ヤマハ発、16年12月期の純利益は33%増の800億円を予想

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ヤマハ発動機は2月9日、2015年12月期の連結決算を発表するとともに、今期(16年12月期)の予想を公表した。今期の営業利益は成長投資の拡充などにより、前期比ほぼ横ばいの1200億円を見込んでいる。

今期の二輪車出荷は12%増の585万台の計画とした。インドネシアなどを含む主力のアジアでは、市場の悪化などで11%減となった前期実積から反転させ、14%増の489万台を目指していく。

電動化技術やロボット事業など成長投資の増額により、営業損益段階で100億円の減益影響を見込んだ。為替も前期のプラスからマイナス要因になる。一方で今期の純利益は、前期に一時的な法人税負担があったことなどにより、33%増の800億円と、大幅な増益予想としている。

15年12月期の営業利益はマリン部門の好調などにより、1204億円(38%増)を確保した。ヤマハは今期から18年12月期までの新中期経営計画を始動させており、最終年度の営業利益は1800億円を目標に掲げている。

記者会見した柳弘之社長は今期について「新興国市場の不透明感は変わらないが、安定的利益を確保して成長投資を進めていきたい」と語った。

《池原照雄》

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