バレンタイン・チョコで心をほぐして「好きです 愛情運転」

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バレンタインデーが近づき「好きです 愛情運転」のチョコを配布し、バイクに安全運転を呼びかけた(12日・新宿区)
バレンタインデーが近づき「好きです 愛情運転」のチョコを配布し、バイクに安全運転を呼びかけた(12日・新宿区) 全 4 枚 拡大写真

朝の通勤時間帯、寒風吹きすさぶ中でバイクを走らせると突然、前方で手招きする白バイ警察官の検問。ブルーな気分に陥りかけて止まったとたんに、女性アイドルグループがチョコを片手に弾むような声で語りかけてきたら――。

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そんなまさかのどんでん返しが、警視庁交通部と戸塚署の「二輪車ストップ作戦」で実現した。

「バレンタインデーが日曜日なので先取りしてみました」と、同部交通総務課二輪車担当。

取り締まるだけの厳しい対応だけでなく、ライダーに安全運転の大切さを知ってもらい少しでも事故を減らしてもらいと、昨年から警視庁が始めたバレンタインデーにライダーにチョコをプレゼントするという甘い企画だ。今年のテーマは「好きです 愛情運転」。

朝8時、新宿区中落合の山手通りに現れたのは、警視庁白バイ隊クイーンスターズと17歳~19歳の女性6人組アイドルグループ「フェアリーズ」だ。

戸塚署の警察官が手際よくバイクを道路の左端に誘導すると、フェアリーズのメンバーが自己紹介。「バイクの運転気を付けてください」と、約30分にわたってチョコと安全運転のポスターを手渡し続けた。

最初は険しい顔をしたライダーも「いってらっしゃい」「お仕事がんばってください」と見送られ、ちょっと軽快に走り出す。しかし中にはクインスターズに「ヘルメットのあごひも、締めなおしてください」と注意を受けるライダーも。

東京都内の二輪車死亡事故は2月11日現在で2件2人。年初から増加傾向が続いた昨年の比較すると、いくぶん落ち着きを取り戻している。

ただ、依然として交差点での右直事故、すり抜けによる接触事故が多く、警視庁は無理な運転をしないように注意を呼び掛けている。せっかくヘルメットをかぶっていても、事故の衝撃で脱落して効果を得られなかったという事例もあり「正しく装着すること」が重要だと話す。

さらに、警視庁は胸部プロテクターの重要性への理解をライダーに深めてもらい、法律で義務化されていなくても装着が進むよう呼び掛けている。  

《中島みなみ》

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